重油回収に行ってみて・・・

その3


TVのニュースとかで皆さんも御存知だと思いますが、作業中に具合が悪くなる人も居ますので
装備も必ずマスク、ゴーグル、長靴は着用する事になってます。
そしてスタッフの方が結構神経使ってくれまして雨が降ってくれば
タオルの貸し出しや休憩なんかも細めにするようになってます。
休憩中もジュースやパンの配給なんかもあり、作業的にはキツイ部分は有るんだけど
時間的には休憩したりしてて何となく目一杯作業やってるって感じはしませんでした。
雨の方は途中から強まってきまして昼食時はカレーライスが配給されたんですが
雨の中で食べてるんでカレーが雨を吸って量が増えるって言う珍現象も起きました。(笑)
昼食を食べて幾らもしないうちに雨が強くなったって事で
一時、仮設テントにて待機という本部の方からのおふれが来まして
そしてこの日の作業は中止と言う事になってしまいました。


結局・・・我々が出来た事って・・・大した事は出来ませんでした。
しかしそれは決してゼロではないんです。
手作業による砂と重油の仕分け作業は無駄なような気分にはさせられますが
無駄では無かったと思ってます。
その証拠に我々が作業した砂山は明らかに作業する前より奇麗になりました。
一人一人は微々たる事しか出来なかったかもしれないけれども
この日だけでも、かなりの重油を回収できたと思ってます。
その微々たる事が集まれば凄い事が出来るんだな!って思いました。

ボランティアって言うと何か凄い事、偉い事やってみたいに思われますが
そういう事じゃなくて自分の出来る事出来る範囲の中でやるだけなんだと思いました。
それが微々たる事、無駄な事みたいに思えても決してゼロじゃない!!
今回、重油回収作業に参加してみて、そんな事感じさせてくれました。

最後に作業風景等の画像は一緒に行きました今江さんのホームページから
今江さんの許可を取りまして転載させて頂きました。
画像の複写、転載は禁止します。


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