4月28日(日)に第2回の工作教室を開催しました。
今回は前回の失敗を踏まえてAM10:00から始めて午前は2時間
お昼1時間の休憩を入れてPM1:00から2時間の計4時間に設定しました。

午前中は、前回作ったロボット(どらぼと命名しました。)で使ったギヤボックスを解説しまして
簡単になぜギヤを使うのかと言う話しをおこないました。(小5では少し難しかったかもしれません)
また、この後2足歩行ロボットを作りたいと言うことなので、彼が持ってきた2足歩行のゾイドを使って
簡単に2足歩行についての説明をしました。
次回から簡単な2足歩行ロボットの製作を始める事になりました。

自分がどんな風に歩いてるのか考えて、それをロボットでどう実現するか考えるのが大切だよと話したところ
午後始めようと工房に行くと、ゾイドを歩かせながら自分で歩く動きを考えてくれていたので
自分が話したことを受け止めてくれて自分なりに何かを考えようとしてくれたんだと思い嬉しくなりました。

午後からは、どらぼの調整と前回バタバタと作った外装をきちんと作り出来れば色を塗りたいと言う事で
その作業をやりました。
まず、背ビレや尻尾のヒレを作りなおしました。
彼のイメージで強そうにしたいらしく、話しているうちに腕も付けたくなり腕を製作することにしました。

この教室では、与えられたモノをただ作ると言うことをさせるつもりは無く、あくまで自分のやりたい事を
やらせて、その手助けをしていると考えているので、何が出来るかは作った人しだいと考えています。
こうやって作っているうちに、自分ひとりでロボットが作れる力が身に付いて欲しいと願っています。
そのためには自分の考えやイメージを実現させられる発想力を鍛えて欲しいと思ってます。

結局、色塗りは今回出来ませんでしたが、一応どらぼは完成しました。
彼は、どらぼを動かしてペットボトルを倒したり、玩具のサッカーボールを転がしたりと喜んでました。
腕にモーターを付けて動かせるようにしたりと、どらぼには、まだまだ発展の余地はあるんだよ!と話すと
そうかぁと言うような顔をしてまして、彼の頭の中では色んなイメージが浮かんだのではないですかね。
何人か研修生が増えてきたなら、ロボットサッカー競技やロボット相撲、障害物競走をやりたいなぁと考えています。