シミュレーションのあとがき??


アナザーブラックアウトの第一作目・・・いかがでしたか?
実際の華屋さん、祥子さん、小林君とは違ったキャラクターに
なったんじゃないかって結構心配してます。(汗)
まぁ・・・その辺はご勘弁のほどを・・・・(笑い)

この話しを書こうって思ったのは
ゲームなんかの仮想の世界と現実の境が曖昧になったらどうなるか?
って事でした。
で・・・思い浮かんだのが今更なんだけど「ときメモ」なんですよ。
去年の暮れの頃かなぁ・・・友人がPSを買ったんだって
で・・・流行の「ときメモ」をやってみたそうなんですよ。
奴も始めは「こんな恋愛シミュレーションにハマる奴はバカだ!」と
バカにしながらやってたらしいんだけどミイラ取がミイラになって
俺に「Bさん・・・ときメモ良いっすよ!」
と、すっかりときメモ教の信者になって俺を勧誘してやんの・・・・
この時思ったのね・・・
もしも高度な人工知能を使った恋愛シミュレーションゲームが出来たら
それこそマジでゲームの人工知能に恋する輩出てくるんじゃないかって・・・

始めの設定は、浅野とイヴの恋愛がベースで行こうかと思ったのね。
彼らの恋路を邪魔する奴をイヴがゲーマーを使って排除させる・・・
みたいな話しでね・・・・
ところが書いてくうちにヒネクレ者のB作は
「果たしてコンピュータと人間の恋愛って成立するんだろうか?」
と思いだしたのね・・・
イヴに恋してる浅野もゲーマー達もイヴに夢中になってるけれど
コンピューターと人間の壁は超えられないだろう!ってB作は思います。
例えばラブラブ状態の時は「イヴ大好き!!」って姿勢のままだろうけど
イヴが更に学習して、「ああした方が良い」とか「それは違うよ!」って
浅野やゲーマー達に意見するようになった時
彼らは素直にイヴの言う事聞けるか?って考えたら絶対に彼らは
「何でコンピューターに意見されなければならないんだよ!」
って考えると思うんです。
どっかでイヴはコンピューターで人間が作った物
って思ってるんだと思うんです。
あくまでも自分が主人でコンピューターは下僕なんですよ・・・・
だからイヴはコンピューターの域を出させないで浅野に恋して
そして・・・浅野に忠実なうちに消えるって形にしたんです。

イヴには浅野に気に入られよう!とか誉められよう!
って言う打算は何も無かったんだと思います。
ただ一つ浅野の為に障害物を取り除く・・・
それを一途に行動しただけだったんだと思います。
華屋さんが「イヴは恋するには真面目すぎたんだよ・・・」って台詞は
そんな意味合いで書いてみました。
ある意味ではメチャメチャピュアーですね・・・・
でも・・・一途すぎるってのは男にとっては重荷になるんだけどね・・(笑い)


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