2001年11月

B作がロボットを作るのは表紙にも書いてあるとおり子供の頃見たマジンガーZの影響です。
たぶんロボットに関わる人の殆どが漫画、アニメの影響で始めたと思います。
最終的には人型ロボットを作ると言うのが目的ではないでしょうか?
となると避けては通れない道として二足歩行ロボットでは無いですかね。
B作も「いつかは人型ロボットを作るぞぉ!」と思ってました。
ただこの二足歩行っつうモノは、中々奥が深くてトーシローが気軽に足を踏み入れる分野ではないんです。
大学のHPや個人のロボットHPで扱われている二足歩行は各関節にサーボモータを付けて
センサーで位置を検知してコンピューター制御で各モータををコントロールして歩行させるってのが主流になってます。
機械系のB作にとってコンピューター制御って奴は中々敷居が高くて敬遠しがちな部分です。
(ただそうも言っていられず、避けては通れない技術ではありますが・・・・・)
だからもう少しレベルアップしてコンピュータ制御とかもそこそこ出来るようになったら二足歩行をやろう!と思ってました。

二足歩行ロボットによるバトル競技のROBO−ONEは、かなり前から知ってましたが今は出場無理!と思ってました。
ところがROBO−ONEのHPに載ってたエントリーロボットの中にあった「ラジコンザク」を見まして凄いショックを受けました。
コンピュータ制御を使わず尚且つサーボモーター二個だけで二足歩行をおこなってるんです。
まさにコロンブスの卵でした。
こうしなければ出来ないと言う固定観念に囚われて、コンピュータ制御の技術が無いから二足歩行は無理と思い込んでました。
「ラジコンザク」の構造を参考にさせて戴き(パクリ?)自分なりの二足歩行ロボットを作ってみようと思い
そしてROBO−ONEの出場を決めました。(ちょっと無謀かもしれませんが・・・・)

現在、下半身だけの形には製作完了しましたが未だに歩行は出来てません。
頑張って年内には歩かせたいですね・・・・

ロボット名「毘夷零号機(ビイゼロゴウキ)」にしました。
「B−0号機」では寂しいので当て字で付けてみました。
「毘」は毘沙門天の「毘」
「夷」は「えびす」と読むと「野蛮人。荒々しい人。」の意味になります。
なんか凄い意味がありそうな当て字になったんでこれにしました。